膈兪
寝る前は膈兪、朝起きた時は風池を刺激すると良いと言っていました。
そこで、今日は膈兪の説明をしましょう。
膈兪は背中のツボで、第7・8胸椎の棘突起間で、脊柱の外側1寸5分となっています。
これではむずかしい!という人には、
座って両手を下に垂らした状態で、
背中にある二つある肩甲骨の1番下の角を水平に結んだ線上にあります。
脊柱の外側1寸5分とは、背骨からだいたい2㎝くらい外側のことです。
効能は胃腸疾患に良く用いられますが、
血会といわれ、2/24に書いた三陰交と同様に瘀血や血の道症にも用いられます。
また、湿痰という東洋医学でいう水毒の治療にも用いられる、
かなり使用頻度の高いツボといえるでしょう。
そして、この膈兪よりもう少し外側辺りに、喘息に効くポイントがあります。
本文とは関係ありませんが、絆…