念願叶った40000歩の旅 七

みなさん、明珠堂です。

黄檗萬福寺を見学した記録です。
今回は、ある事情から見学する順番が前後しました。
そのため、パンフレットを参考に三門から本堂に向かうように、
一部構成を直してあります。
そして、写真の都合上、すべてを掲載しているわけではありません。

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まずは総門。

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三門
『葷酒山門に入るを許さず』
と書いてありますね。

門をくぐって行くと…
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天王殿
お寺の玄関です。

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布袋尊がお出迎えしてくれました

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布袋尊の後ろには人気の韋駄天も…
足が速くなれるかな
その左右には四天王像がありました。

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天王殿の左側には祖師堂があります。
この写真の左奥に写っているのが萬福寺の管長様です。
普茶料理を食べた後、
右側に写っている和尚様と一緒にお寺を案内してくださいました
私とβのために、お二人が隅から隅まで
おそらくこんな出来事は二度と無いと思います。

心より感謝いたします

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そして、方丈。
つまり管長様のお部屋です。
本来は入ることができませんが、特別に入ることができました。
部屋のなかは図々しい私でも撮影がはばかられましたので、
写真撮影はしませんでした。

そのかわり…

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お庭の写真を
写真の上方の中央辺りに白い物が見えます。
これは隠元禅師が将軍に謁見した時に見た富士山をみて、
もう一度見たいけれど見れない想いから、
庭に富士山を再現したそうです。

そして、大雄宝殿(だいおうほうでん)です。
イメージ 4いわゆる本堂です。

イメージ 5本堂の前はこのようになっています。
この場所は雲水さんが悪いことをした時の反省場所だそうです。
四角い石板の上に座らされて
ここに座らされる(坐禅)とか・・・
『今はやらないんですよね?』と聞くと、
『今でもやりますよ
とのお答えが返ってきました
そして、先にある通路の石畳。
これは龍のうろこを模してあるそうです。
お寺も左右対称に建てられている、
日本では珍しい建築様式だそうです。

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ご本尊はお釈迦様です

お釈迦様の周囲にはお弟子さんたちの像がならんでいましたが…
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お釈迦様の弟子たちの像が並んでいました。
この方は羅怙羅尊者像です。
お釈迦様の息子です。
子々孫々のDNA、親の恩、鈴虫寺でも言ってたな
何か見透かされているような

そして、本物の坐禅道場です。
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現在でも厳しい修行は続いているそうです。
あなたもどうですか?
と言われましたが、丁重にお断りさせていただきました。

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道のりが前後しているので確かではありませんが、
ここが道場の門の中だったと思います。
この時も雲水さん座禅中だったので、
管長様が一緒でもここまで
ご一緒していただいた和尚様のはからいで、
一瞬だけ門の中を見せていただけました

おみやげまで
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昨日のブログに載せました、
松に古今の色無し
の短冊をいただきました。
これから飾れるようにしようと思っています。


おまけ
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私が自分自身に買ったお土産です。
黄檗宗では無く臨済宗の高僧である白隠禅師の作った
坐禅和讃が載っています。
このお経の一節、
『たとえば水の中に居て、渇を叫ぶが如くなり』
師や道友と共に坐禅の後に読んだこの経が、
私の人生を変えました。
言葉では現わすことは難しいですが、
人生観が変わった瞬間だったのです。

さて、これで京都編は終了します。
次回は名古屋編です。
お楽しみに

続く