小雪の闘病 最終回

みなさん、明珠堂です。
今回は小雪の闘病記、最終回です。
書いていて思い出し、少し悲しくなっちゃったので強引に終わりにします。
闘病は済んだ後の記録ですので、興味の無い方はスルーしてください。

7.3
 おだわら動物病院へ行く。フェノバールの血中濃度は減薬してから3週間は経過しないと、正しく計測はできないので次回測定することになる。
皮膚症状はそんなに悪くないが、抗生物質のバイトリルは変更する予定。そのため、今回はバイトリルをもらわない。 体重3.30kg
※同じ薬でもおだわら動物病院の方が日大よりも薬価が安い。
 
7.24
おだわら動物病院で経過観察。
7.28
 おだわら動物病院へ。フェノバールは減薬して1/4錠になる。ただ、胃薬のガスモチンをやめると、小雪の具合が悪くなるので続けて投薬することにする。抗生物質は無し。
 小雪は調子が悪くなるとお腹がパンパンになり、体を叩くとやや低めの叩打音がしました。ガスモチンを飲むと良くなります。
フェノバール1/42/日 ガスモチン1/42/日 ステロイド1mg1/
 
8.2
 夕食を食べなくなる。2~3日前より少し元気がなかったが、少し熱っぽい。
 猫の発熱は、体温計が無ければ耳を触って確認します。眠くて熱くなることもありますが、常に熱ければ発熱といって良いでしょう。そして、体を触って熱い時は速攻で病院です。緊急事態です

8.3
 調子が悪く病院へ。発熱40.7℃ 体重3.28kg  処置は点滴と抗生物質の注射を2本。明日また来院するように言われる。
8.4
 体温38.5℃ 食欲戻り、とりあえず回復。
 
9.9
昨日の朝、左後足の小指の爪が折れて出血。小雪は発作の時に剥がれた場所が弱くなっていました。さらに仕事から帰ってきて食事を出すと食べないので病院へ行く。発熱40.0℃ 体重3.45kg 小雪は食事を出して食べないと危険信号。食欲亢進するステロイドを飲んでいても食べなくなる。さっきまで元気でも、振りかえると元気が無い!ということが多々ありました。原因は里帰りに連れて行ったストレスか?抗生物質の注射を打つ。爪の治療と注射で¥3780 
 
※ここからは変ったことがある日だけ書きます。
 
9.30
 ご飯を食べない。カリカリでなく、柔らかければ食べる。
10.1
 ここから数日不調が続く。
10.6
 不調が続くので病院へ行く。点滴して抗生物質の注射をしてもらう。a/d缶を購入する。
10.8
 ようやく少し元気になる。でも、まだ遊ばない。
10.14
もう一度、点滴。
 
10.21
 元気はあるが花粉症みたい。目の周りを掻き過ぎる。注射+アレルギーの薬をもらう。アレルギーだとしても原因が分からないから、安いご飯から中位のご飯に変えてみる。商品名は出しませんが、どうも合わないご飯だったみたい。風太は全然大丈夫だったので、体質的なものか体調的なものか…
 
11.20
小雪は好調だが、風太が顎の下に猫ニキビ。
 
11.25
 小雪、玄関から脱走する。玄関周りが暗いため、スルッと2人の隙間を抜けて逃げ出したらしい。そのため、外には人間を感知すると点くライト。家の中には猫を感知して点くライトを設置する。『小雪、病院代も大変なんだから、無用な出費させないでくれる。』と、つい本音が出る。
 
12.22
 風太小雪マイクロチップを入れる。脱走癖のある小雪が心配でマイクロチップを入れました。
 
H27.2.2~2.3
 初めて動物病院へお泊り。小雪は1月半ばから皮膚炎が再発したので、抗生物質ももらう。人間のアレルギーも謎だけど、猫はもっと謎が一杯です。
 
2.9
 皮膚炎が治らないので、マイ・エリザベスカラ―を購入する。風太エリザベスカラーを着けると小雪は怒りまくるが、自分が着けている分には気にならないらしい。自分は良くて風太はだめ。小雪は恐がりだというのが判明する。このエリザベスカラ―、この後も小雪風太ともに大活躍することに。残念だ…
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2.23
 小雪、涙目で病院へ。風太とけんか?目薬をもらう。
 
8.13
 数日前から小雪の首のうしろにブツブツができる。範囲・数ともに増えたので、動物病院へ行く。自然発生的な細菌性の皮膚炎とのこと。抗菌の注射と飲み薬。毛を刈ってしまった方が治りが早いとのことで、バリカンで刈ってもらう。モヒカン小雪、この辺りはブログに載せたような気もするな~。   でも、きれいに治りましたよ。
※日記を見直すと、この頃から風太のリンパ腫の症状が始まります。でも、詳しいことは明珠堂日記を見直して下さい。
 
9.3
 最後のフェノバール。H 26.4月に初めて癲癇発作を起こし、さらに原因不明の体調不良。その長い闘病生活も、この日で終わりました。少しづつ減薬をし、さまざまな苦労をしながら廃薬に辿り着きました。そして、何度も剥がれた爪も今はしっかりしています。
 獣医さんに言われたことは必ず守るし、薬も管理もきっちり、知りたいことは調べ上げてくる。でも、口には出さないけど面倒な飼い主だと思っていたんじゃないかな?

 月に1度程度の発作は問題ないし一生続くと言われたけれど、危篤になった日以来は1度も発作は起きていません。何が良くて悪かったのかは、未だに謎のままです。

 ただ、小雪は発作時やCTやMRIの検査が出来ない時も、食べた物がすべて未消化の状態でした。そのため、東洋医学的には飲食物が停滞し毒性を帯び、そのエネルギーが脳へ影響して癲癇を引き起こしたのではないかと推察しました。そのためのガスモチンが功を奏し、小雪の体の成熟とともにその症状が起きなくなったのではないかと考えています。そして、低気圧や台風などの影響でも高熱を発したり皮膚病になったりしたのだろうと…。

 でもね、人間だって分からないことが多いし、猫や犬などの動物だって同じこと。現時点では、諦めが悪い明珠堂の勝利だけど、これからも慎重に経過は見届けます。
 長々とお付き合いありがとうございました。

終わり