小雪の闘病記 №2
みなさん、明珠堂です。
今回も引き続き小雪の闘病記です。
闘病は済んだ後の記録ですので、興味の無い方はスルーしてください。
また、途中にややグロテスクな写真も出ています。
苦手な人は最後の方に出ていますので、注意してください。
5.5
昨夜はケージに入れて寝るも発作はなし。足腰はしっかりしてくる。
5.6
発作はなし。朝方、ケージから出して過ごす。まだふらつきはあるが、少しづつ回復。水をあまり飲まないので、カリカリに水をかけて食べさせる。
5.8
退院以来、発作は無し。この日は動物病院へ。小便は出なくても、食欲あれば大丈夫とのこと。薬は急にやめると反作用でひどい発作が起きることがあるので、当分は継続して服用する。小雪がものすごくあまえるのは不安だったからではないかと言われる。
しかし、ここからが闘病の2回戦目の始まりです
5.15
5.17
5.18
さまざまな検査では微妙な範囲で変化が起こる。数値が上がったり下がったりして一定せず検査と症状があわない。謎が多すぎるので、更なる精密検査を受けるため日大藤沢の動物病院へ行くことになる。
5.21
また、致死率の高いコロナウイルスの可能性も高いが、確証もない。薬はいつも通り。でも、同じ薬でも大学病院は高かったな~
5.22
小雪は食欲はあるが、右耳の前に腫れ物。夜、おだわら動物病院へ行く。脱水を起こしているので点滴。おだわら動物病院へ日大から連絡が入り、原因が分からず獣医さんも悩んでいるらしい。体重が減っているのでAD缶を食べさせている。この日は3.05kg。
5.28
検査でコロナウイルスには感染しているが、FIPかはわからない。炎症反応のSAA。200有ったのが0になっている。下がったのは良いことだが、原因はまったくわからない。皮膚の症状の原因も分からない。次回は免疫科ではなく神経科を受診することになった。原因がわからないのに受診料は高いまま…
ちなみに一度浮腫むとこんな感じです。
何度も出ている写真なので、知っている人も多いと思います。
美人台無し
6/1
皮膚症状がひどいため、おだわら動物病院へ行く。たぶん気休め程度だと言われながら、塗り薬をもらう。
6/9
MRIやCTの検査をするためには、猫は全身麻酔をする。そのリスク、通常は1/10000回程度だが、癲癇の原因が水頭症だと1~2/100回と急激に高まってしまう。いろいろな説明を受け考えた結果、MRIは麻酔が必要だけれど、CTは時間が短いので『小雪ちゃんは大人しいから、麻酔無しでもCTが出来そうだ』ということになり、CTスキャンを実施することに。外面の良さがこの頃から窺える(笑)。
※CTでは水頭症や腫瘍はわかるが、髄膜炎などはMRIでないとわからないとのこと。腫瘍や髄膜炎で頭痛が起こると、性格が変わって凶暴になったり、頭痛のために食欲が低下する。小雪は性格も変わらず、食欲もまったくないわけでは無かった。そのため、(可能性の低い)髄膜炎は分からないけれどリスクを回避して腫瘍は撮影できるCTスキャンを選択しました。ほんの1時間くらいで即断即決。こういうのも疲れましたよ
CTスキャンの結果は、頭・内臓ともに問題無し。結局、今回の検査でも何処も異常は発見されない。原因不明の謎の皮膚症状は、ステロイドで免疫力が低下したためかもしれないので、薬を少し減らす。フェノバール(抗てんかん薬)の血中濃度を計るため採血する。
あまり遊んだりしないのは、薬の量が多くてボーとしているからかもしれないとのこと。検査の結果で薬の量を減らすことができるかもしれない。体重2.96kg
6.16
5mg/kg ⇒ 3.5mg/kgになるようにする。
※日記を見ると、この日が最後の日大での診察でした。検査結果はおだわら動物病院に伝えてもらうようにしたようです。大学病院でしか出来ない検査や診察が終わり、結果はすべて原因不明。場所も遠く、同じような薬でも高額のため、『それなら、おだわら動物病院へ戻りたい』と言った記憶があります。
続く