崑崙

東洋医学崑崙という名前のツボがあります。
外くるぶしと、アキレス腱の間の場所にあります。

なぜ、崑崙というかというと、
中国には崑崙山脈があります。
中央アジアで標高6000m以上の山が、
200以上も連なって約3000kmにも及ぶ大山脈です。
この数字をみると、さすがに大きな国だなと思います。

そして、このツボの場所が起伏に富んでいることから、
外くるぶしを高山と見立てて崑崙と名付けられたようです。

また、伝説上の崑崙山もあります。
中国の西方にあり、西王母という仙人が住んでいるとされています。

ツボの名前は、いろいろな理由があって名付けられています。
ツボの意味を漢和辞典片手に調べてみるのも、おもしろいですよ。

ちなみに崑崙は腰痛によく効くとされ、
気を上から引き下ろす作用もあるとされています。