低温やけど

そろそろ寒い季節も終わりそうな気配を感じますが、
桜の花が咲く頃までは“花冷え”などという言葉もありますから、
油断は禁物です。

ところで、みなさんは使い捨てカイロを使っていますか?
私が中学生の頃に発売され、現在は寒い季節の必需品になっていますね。
当時はどうして温かいのかわかりませんでしたが、
どうも鉄が酸化することで発熱するようです。

その使い捨てカイロ、通常使っているぶんには問題ありませんが、
使い方を間違えると思わぬ怪我をするようです。

たとえば、トイレの暖房便座に長時間座っていると、低温やけどを起こす場合があります。
それと同様に、使い捨てカイロも同じ部位にずっと当てていると低温やけどを起こします。

それでも、昼間使っている分には問題ないようですが、
夜、布団に入れて寝てしまうと、熱さに気がつくのが遅れて、
低温やけどを起こしてしまうことがあります。

一晩かけてじっくり浸透してしまった熱によるやけどは、治るのに時間がかかります。

まだ、温かいからもったいないと思う気持ちはわかりますが、
昼間使ったカイロと一緒に寝るのはやめた方が良いようです。