食べて死ぬか、食べないで死ぬか?

今日は、なかなかショッキングなタイトルから始まりました。
風太くんが突然?体調を崩して、ご飯を食べなくなってから、
数週間が経過しました。
この間、あっという間に痩せましたが、なんとか元気になりました。

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この頃はまだ少しは食べていました。
時々、食べた物を吐いた頃です。

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それが、いつもと違う場所でひっそり休むようになります。
家の一番隅に置いてある椅子の下、やっぱり弱ると隠れて休むようです。
夜、お腹に腫瘍が発見される前日の昼間の写真です。

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腫瘍が見つかった翌日、全然食べられなくなりました。
検査まで、家中がどんより暗い空気でした。
だんだん弱っていく風太を心配するしかなかった…

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検査前日です。
翌日も絶食だったので、少しでも食べて欲しかったですが、
ほとんど食べてくれませんでした。
がんばれ風太

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検査後の風太です。
検査は、血液検査、エコー、X線、さらに細胞診断でした。
治療は抗がん剤の点滴です。

ここから、私たちの苦難の日々が始まりました。
ご飯を食べない、薬を飲んでくれない、小雪が機嫌が悪い…
でも、挫けていると風太は死んでしまう。
そんな時に思ったのが、『食べずに死ぬなら、食べて死ね』でした。
だから、塩分も脂肪分も考えずに、食べるものをあげようと言うことになり、
最初に与えたツナの水煮缶が当たりました。
その後も、無塩バター、高級?バニラアイス、子猫用のご飯、かつお節、
カマボコ、コンビーフと手当たり次第に与えました。
そのなかで一番は、やっぱりツナの水煮缶でした。

では、投薬はどうやって克服したか?
ダンボール作戦は、すでにお伝えした通りです。
その次、頭と顎を掴んで、首を上にあげ、下顎を引っ張って、投薬する。
言葉で書けば、たった一行の事ができない。
でも、毎日毎日なんでもない時から練習すると、
最初は抵抗していた猫たちも、諦めて抵抗を緩めます。
そうすると、だんだんコツが掴めてきます。
ここまで、顔を上に向けないとダメとか、口をカパっと開くのを待つとか…
その結果、最初は30分かかっていた投薬が、5~10分に減りました。

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その結果、風太は闘病中ではありますが、眼ぢからも戻って来ました。
まだまだ猫も人も大変な日々が続くと思いますが、
智慧と工夫と根気で負けずにがんばります。